【重要】理事7名による「JARL改革集団」が選挙公約「JARL6策」を公表

令和元年12月5日

関係各位

一般社団法人日本アマチュア無線連盟の理事7名は、2019年6月の社員総会以降、志を同じくする社員・正員の皆さんとともに「JARL有志」として活動して参りましたが、この度、「有志」としての活動はいったんお開きとすることになりました。当サイトの運営は、理事7名が「JARL有志」の皆さんから引き継いでおります。

そして、令和元年12月5日、理事JA1NVF吉沼勝美、理事JA2HDE木村時政、理事JG2GFX種村一郎、理事JH3GXF安孫子達、理事JR3QHQ田中透、理事JA4DLF綱島俊昭、及び理事JA9BOH前川公男の7名は、ここに「JARL改革集団」を結成し、令和2年4月のJARL選挙に向けて、選挙公約「JARL6策」を公表します。

なお、この選挙公約は「バージョン1.0」であり、今後、関係各位のご意見を頂いて、アップデートしていく所存です。ご意見・ご質問等を歓迎致します。本サイト右上の「情報提供・ご意見」フォーム、または電子メール「jarl201906@gmail.com」までお寄せ下さい。

皆様の格別のご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

JARL改革集団 理事7名 一同


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令和元年12月5日(Ver. 1.0)

「JARL改革集団」の主張(公約)

JARL6策

<<3つの未来>>
① アマチュア無線による社会貢献を推進します。
② 次世代を育成します。
③ アマチュア無線の規制緩和に尽力します。

<<3つの約束>>
① 温かく血の通った人間味のある連盟運営を実施します。
② JARLを次の世代につなぎます。
③ ルールを守った連盟運営と可視化を実施します。

 

私たち一般社団法人日本アマチュア無線連盟理事7名は、2019年6月のJARL社員総会以降、志を同じくするJARL社員・正員の皆さんとともに、一貫して、何が会員の皆様にとって最善であるか、どうすれば会員の皆様が納得できる連盟運営ができるのか、アマチュア無線界の将来のために連盟は何をなすべきかを常に考え、意見を発信し、行動してまいりました。

この度、私たち理事7名は、「JARL改革集団」として再出発し、令和2年4月に行われる第5回JARL選挙までに募る新たな同志(社員及び理事)とともに、選挙を経て現体制の変更を目指します。

令和2年4月の選挙の後、あと理事が2名、私たちの仲間に加わってくだされば、現体制を大きく変更することができ、JARLの新しい姿をお見せできるのです。

選挙の後は、更に活発な活動を行い、JARLが将来にわたって存続し、会員の皆さんとアマチュア無線界のために貢献・発展できるように頑張ってまいります。具体的には、以下に掲げた施策を推進し実施することにより、会員の皆様がJARLに加盟することを誇りに感じられるよう、JARLを生まれ変わらせます。

来る令和2年度第5回JARL通常選挙の結果、現体制を変更することが出来ましたならば、私たちは一致団結し、会員の皆さんと力を合わせ、迅速に次の施策を実行することをお約束致します。

JARL6策

<<3つの未来>>

① アマチュア無線による社会貢献を推進します。

アマチュア無線は、長年、通信を用いた意思疎通の訓練、通信技術の開発研究の基礎を担ってきました。先日公表された総務省・電波有効利用成長戦略懇談会の「追加提言(案)」において、アマチュア無線を活用したIoT人材の育成が提言されるなど、改めて、アマチュア無線に対する期待が高まって来ています。そこで、私たちは、アマチュア無線による社会貢献を推進し、アマチュア無線の社会的な地位を向上させるために、以下の具体的な施策を推し進めます。

  •  この度導入される、ARISSスクールコンタクトに限らない「資格を持たない人による運用体験」制度を積極的に活用し、アマチュア無線の資格を持たない人がアマチュア無線に触れる機会を組織的・継続的に実施する仕組みを作り、IoT人材の育成に貢献します。
  •  各地ですでに準備されている災害時の情報伝達体制を支援するとともに、未整備の地域における体制作りを積極的に推進します。
  •  全国規模或いは地域において実施される各種行事、イベント等に積極的に参画し、アマチュア無線の楽しさ、存在価値またその有用性をアピールします。

 

② 次世代を育成します。

私たちは、このすばらしいアマチュア無線という趣味を、次世代につなぐ使命を負っています。そのためには、仕事や子育てが一段落してアマチュア無線の世界に戻ってきたカムバック・ハムや、無線技術に興味を持つ若年層にも積極的にアプローチし、アマチュア無線を継続できる環境を整備することが必要です。そこで、私たちは、以下の具体的な施策を推し進めます。

  •  カムバック・ハムが知識・経験のアップデートをできるように、ウェブサイトや各所でのプレゼンテーション等を通じて、最新の情報を提供します。
  •  大阪府支部が独自に行っている「学校クラブ再興キャンペーン」を全国規模に拡大し、小中高校はもとより、博物館、青少年センター、ボーイ・ガールスカウト等にクラブ局の(再)開設を呼びかけ、支援します。
  •  ニューカマーに特化した屋外イベントやロールコールの実施、登録クラブへの参加のお誘い等、免許を取られた方がアマチュア無線の世界にスムースに入ってこられるための方策を積極的に実施します。
  •  現体制の下で疎遠になった「YOTA JAPAN」との関係を再構築し、積極的に若者を支援します。

 

③ アマチュア無線の規制緩和に尽力します。

私たちは、電波法によるアマチュア無線に関する手続は複雑すぎて、非効率であり、総合通信局の担当部署・アマチュア無線家双方の過重な負担となっており、アマチュア無線の普及・拡大のハードルになっていると考えます。

他方で、ローバンドの開放、「資格を持たない人による運用体験」制度の拡大など、規制緩和の機運が高まってきており、このチャンスを逃すわけにはいきません。

そこで私たちは、アマチュア無線に関する規制の緩和に向けて、以下の施策を進めます。

  •  現体制の下、過去10年以上まともに行われてこなかった総務省・各総合通信局とJARLの意見交換を復活させ、日頃から意思の疎通を図り関係改善を促進します。
  •  IARU及び諸外国のアマチュア無線団体との関係を密にし、連携強化に努め、会員の皆様に向けて迅速に情報を提供します。諸外国の法令や運用に関する研究を進め、相互運用協定締結国の増大や外国での運用の利便性向上等に尽力します。
  •  アマチュア無線に関する制度について、会員を含むアマチュア無線家の皆様の要望や意見を広く、常時、聴取・集約します。それらをもとに要望書をまとめ、総務省・各総合通信局その他の各団体に定期的に提出します。
  •  アマチュア無線に関する制度改革と活性化のため、JARD、JAIA等関連団体と積極的に連携します。

 

<<3つの約束>>

① 温かく血の通った人間味のある連盟運営を実施します。

社員総会では、社員の皆様のご意見に真摯に耳を傾けます。議長は中立であるべきで、議長の勝手な采配や強行採決はしないように要請します。

理事会では、各理事の提案に真剣に取り組みます。現状を変更する議案を正当な理由なくすべて否決するような議事運営は致しません。

地方本部・支部のイベントを積極的に支援し、JARL Web上に見やすい行事一覧を設けます。

会長等の地方行事への参加は、各地方本部・支部のお邪魔にならないよう基本的に控えますが、お役に立てるのであれば実施します。出張経費は予算管理し、予算内に収めます。

会員の皆様に対するアンケートを継続的に実施し、多くのご意見を集約して連盟の運営に反映するとともに、会員の皆様が気軽に要望や意見を述べ、相談が出来るような環境を構築します。

専門的知見と意欲のある会員の皆様が活躍できる場を積極的に設けます。

以上を通じて、組織運営の原則を維持しつつ、その中に人間的な温かみを加味することにより、連盟全体に楽しく和やかな雰囲気を醸成します。

 

② JARLを次の世代につなぎます。

現在約7億円ある内部留保金は、その一部を「(仮)次世代育成基金」に組み換え、次世代育成事業に有効活用します。

内部留保金が年間数千万円もの赤字の補填に浪費されている現状を改めるため、会員の皆様のご意見を伺いながら非効率・不合理な事業を大胆に見直し、効率的な財政運営を行います。

現状の支出を前提とした、闇雲な会員増強策は行いません。

予算及び決算は、明細も含めわかりやすく公開し、不明瞭会計をなくします。

 

③ ルールを守った連盟運営と可視化を実施します。

残念ながら、現体制のもとでは、関係法規・定款・規則を遵守した運営が行われているとは言えません。私たちは、これを、関係法規・定款・規則を遵守し、規程に則った連盟運営にもどします。

また、現在のJARL定款・規則類は、この大きな組織を律するには十分とは言えません。専門家の力を借りて規則類を大胆に見直し、社員総会に於ける定款の改正、理事会に於ける規則等の改正を実行します。

さらに、連盟運営の可視化を推進致します。

社員総会につきましては、オンラインによるリアルタイム配信を実行するとともに、速記録は数週間以内に作成・公開します。

理事会につきましては、審議の内容と採決の結果を忠実に再現した報告書を作成し、できるだけ早く公開します。責任の所在を明確にするため、発言及び賛否については、理事の氏名を明らかにします。

委員会は理事会の諮問機関であることを明確にした上で、現在の委員会構成を全面的に刷新し、各分野に精通された委員を広く募集します。各委員会に与える任務を明確にするとともに、理事会に対する定期的な報告と情報の開示を義務付けます。

 

私たちは、以上の施策「JARL6策」を実行することをお約束致します。ご支援をお願い申し上げます。

以上

“【重要】理事7名による「JARL改革集団」が選挙公約「JARL6策」を公表” への 4 件のフィードバック

  1. 拝見いたしました。
    現体制のままでは、アマチュア無線は衰退してしまうと思います。
    他国と比して、制限の多い現状、規制緩和にも乗り遅れ、若者の育成にも積極的ではなく、興味を持ち始めた人が、すぐにやめてしまう…
    この現状を何とかしたいと思っています。

    微力ながら是非とも応援、支援策したいと思っています。

    頑張って下さい。

    いいね

  2. JA9CZJです
    選挙公約には規制緩和に尽力します とあります。
    以下の事も考慮していただけると嬉しいです。

    移動するアマチュア無線局の最大出力は1アマから3アマまで横並びで50Wです。
     しかし、米国などでは移動局という概念そのものが無く、日本の移動運用局と海外局との交信は困難なケースが多く発生します。

    1アマに限り移動する局の最大出力を200Wに緩和するよう総務省に提案していただきたい。
     ◎1アマとする理由は、1アマの国家試験問題に、電波の強度に対する安全基準を問う問題が出題
      されており(H29年4月ほか)、1アマであれば、ハイパワーであっても安全が担保される。 
     ◎200Wとしたのはスプリアスに関するる新技術基準の適合機が200Wまで市場に存在している。
     ◎移動しない局は200Wまで、ほぼ自動的に免許されている。
    これらのことを根拠として、1アマ移動局の200Wまでの規制緩和を提案するものです。
     もちろん、何らかの制限、一例として建物から50メートル以上離れる、あるいは公衆の行き来する場所で運用しない等の条件があってもやむを得ないものとします。

     一朝一夕に実現するとは考えませんが、理事会議題の一つとして留意してくださるようお願いします。

    JARL発表の理事会報告は何を言っているのか理解に苦しむ表現ですね。
    7人の侍 選挙では応援します。

    いいね

  3. JA9CZJさん、

    日ごろから「移動する局の最大出力を緩和」してもらえないかと思っていましたのでコメントさせてください。

    ちょっと電波法関連を調べてみますとこの規定は「総務省令無線局(基幹放送局を除く。)の開設の根本的基準」に「開設の基準にみるとおり、空中線電力が50Wを超えると、移動しないアマチュア局(通称、固定局)として免許される。」との説明があります。(WIKIのアマチュア局)

    ということで電波法的にはアマチュア局のみでの昔からの線引きで「根本的基準」と大げさですが電波法本体ではなく総務省令レベルですから総務省の担当として要望に合理性があれば電波監理審議会に諮問して案外簡単に実現してくれるのではないかと思っています。

    別の観点となりますが、他エリアに移設した局とか将来移設した局のコールサイン再利用対策としての要望でもよいのではないかと思っています(地方総通のアマチュア局申請業務の平準化に寄与するかも?)。個人的には200Wといわず1kWにしてもらいたいものです。

    いいね

  4. コメントありがとうございます
    ご指摘の通り根本的基準は省令ですね。
    法は国会の議決で制定、改定
    政令(電波法施行規則、電波法関係手数料例)は閣議で制定、改定
    しかし、省令は大臣決裁ですから、一段とハードルが下がりますね。
    WIKI?ではわかりやすくするためかそのように記載されているのでしょうか。
    条文では 但し書きとして 「移動するアマチュア局の無線設備は空中線電力五〇ワット以下のものであること」
    となつています。 
    1月27日現在でパブコメを募集しているバンド幅の拡大(追加割り当て)はさらにハードルの低い告示ですね。
    ともあれ50ワットでは貧弱です。 高尾会長や亡くなられた原さんが2アマだったから1アマの権益には興味がないかも。
    でも1アマ移動局は無制限 2アマ移動局200ワットと言えば興味を持ってもらえないだろうか。
    高尾さんはアウトドア大好きだし、その方面での応援隊もいるでしょうし、単にアンチ○○でなく、要望を通すためにはアンチだけでない方策も必要かと。  

    いいね

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